LIXILのアレスタにミーレ ( Miele ) の食洗機を導入する時の手順と注意点
LIXILのアレスタにミーレ ( Miele ) の食洗機を導入したいと思っている方がいるかと思いますが、果たして導入できるのか、導入する場合にはどうすればよいのかチェックすべきポイントをまとめました。
ちなみにですが、LIXIL(リクシル)のキッチンでは、リシェルSIシリーズで公式にミーレ食洗機の導入できるようになっています。
これについてはこのブログでも記事にしていますので参考にしてください。
アレスタにミーレ食洗機は導入できるのか。
ではLIXILのキッチン、アレスタ(alesta)についてはどうなのか。
アレスタにミーレ食洗機を導入できるのか気になる方も多いと思うのでポイントを解説していきます。
出典:Miele
ミーレ食洗機はアレスタに導入できる!
結論からいうと導入できます。
実際に多くの方がアレスタにミーレ食洗機を導入しています。
ただし、気を付けなければならないのが、導入にあたってかなり色々な制約(制限)があるということ。
なので導入できるというのは技術的な要素から導入が可能かどうかという視点に立って回答しているものになります。
逆にいうとそのポイントを押さえていれば導入できる可能性も高まりますし、導入の際のトラブルも可能な限り抑制できるようになると思います。
アレスタにミーレ食洗機が導入できない場合とは?
例えば工事業者、間取り、導入のタイミングなどの違いによっては導入できない可能性もあります。
そもそもミーレの食洗機は家電の一種という扱いになりますので、それをキッチンというパッケージに組み込む作業になります。
そのためには、食洗機を設置する(ビルトインする)スぺースが必要になったり、配管を接続したり、電気を配線したりと調整が多岐にわたります。
これらの調整を行うのが工事業者さんになりますが、事前に設置スペースの確認や配管の接続を手配するのがかなり面倒な作業になります。
なので工事業者がミーレ食洗機を扱ったことがあるかどうか、キッチンの住宅設備に精通しているかどうかなどの経験値ややる気の差が大きく影響してくるのです。
ミーレ食洗機のアレスタへの設置条件
リシェルSIにミーレ ( Miele )の食洗機を設置する場合と同様のイメージになります。
詳細についてこちらも参考にしてください。
ミーレ食洗機を導入するにあたっては、ベースとなるシステムキッチンの高さや奥行きなどに様々な条件があります。
これはリシェルSI、アレスタどちらにに導入する場合も同様です。
具体的な条件についてはショールームや設計担当の方におまかせすれば設置条件にあうサイズを提案してくれるとは思いますが、事前のキッチンサイズや間取りを検討する際には施主としてもある程度の条件を理解しておくことをおすすめします。
施主が確認しておくこと(重要)
つまり設置するミーレ食洗機のサイズと設置するシステムキッチンのサイズを考慮しておく必要があるわけですが、リシェルSIにミーレ ( Miele )の食洗機を設置する場合と違い企画化されていません。
つまり、設置した際にドアパネルなどがしっかりと納まらない(はみ出す)部分などがありますのでそれを調整してもらえるか。
あるいは、パネルをキッチン素材に合わせて変更してもらえるのかなどを工事業者(あるいは設備担当)に確認しておく必要があります。
下の画像でワークトップ(天板)に段差があるように食洗機のサイズがいくつかあってそれによってキッチンの高さを合わせて変えなければなりません。
例えばミーレの標準ドア装備タイプ食器洗い機だと高さが81cmです。
つまりワークトップの高さが80cmであると当然にして食洗機が入りませんので設置できないことになります。
この場合、こういった細かな調整をハウスメーカーでは対応してもらえない対応してもらえない可能性が高いです。
どちらかというと住宅のパッケージを持っていない自由設計の地場ビルダーや工務店であれば対応してもらえる可能性が高まる傾向です。
ミーレ食洗機を導入することだけを業者の選考基準にすることはおすすめできませんが、ミーレ食洗機を導入を考慮して工務店にするかハウスメーカーにするかなど業者選びの参考にするのはおすすめです。
「痒いところに手が届く」対応をしてくれる業者は家づくり全般にそういた細かい配慮をしてくれると思います。
アレスタにミーレ ( Miele ) の食洗機を導入するにあたって
色々と書きましたが、ミーレ ( Miele ) はあくまで食洗機などの電気機器や洗濯機、掃除機といった家電製品を製造販売する会社であってシステムキッチンを作っている会社ではありませんので、日本国内のどのメーカーのシステムキッチンにも設置できます。
それだけでに確認することや設置に関する制約も出てきます。
これはアレスタでもリシェルSIでも同様ですが、アレスタの場合にはリシェルSIと違いパッケージ化されていないという点で更に制約があるということを注意する必要があります。
どうしてもミーレ ( Miele ) の食洗機を導入する場合については、LIXILがパッケージ化しているリシェルSIのグレードを落として採用するという手もあります。
出典:(株)LIXIL
アレスタの高価格仕様とリシェルSIの最低限の仕様であればだいたい似た価格帯にできるからです。
ベースとなるキッチン仕様、施工する業者など色々な角度から自分のおかれている環境でのベストを検討してみてください。
いずれにしてもアレスタにミーレ ( Miele ) 食洗機の導入を検討中の方は、LIXILがパッケージ化しているリシェルSIに( Miele ) の食洗機を導入する時の手順と注意点を併せて読んでいただくとより分かりやすくなると思いますので参考にしてみてください。