ミドルクラス住宅とは? 定義と特徴について解説します。
ミドルクラス住宅とは
ミドルクラス住宅とは、ローコスト住宅とハイグレード住宅の中間の価格帯で提供されている住宅のことを指します。
明確な定義はありませんが、ハイグレード住宅が1軒の価格が3000万円以上するような価格帯の家や坪単価(3.3㎡)あたりの金額が100万円前後で提供されているのに対し、ミドルクラス住宅は、1軒の価格が2000万円から2500万円前後の価格帯の家や坪単価(3.3㎡)あたりの金額が60万円から80万円前後で提供されているものが多いです。
ローコスト住宅でもハイグレード住宅でも同様に言えることですが、「坪単価」で〇〇万円といった表記をするハウスメーカーがありますが、「すべてコミコミ」といった表記がない場合には、同じ価格帯に位置しているメーカーであっても内容次第では総額で大幅に価格が変わることがありますので注意しましょう。
ミドルクラス住宅の特徴
価格的にローコスト住宅とハイグレード住宅の中間の価格帯に位置していることから施主の意向に応じてローコスト住宅に寄せることもできますし、ハイグレード住宅に寄せることもできます。
デザインや住宅性能にこだわったハウスメーカーも選択肢が広くあるため自由度の高い価格帯の家であると言えます。
ハウスメーカーや工務店どちらでも取り扱いがされていますので施主の意向を反映してくれる相性の良い会社を探すことができれば満足度は更に高まるでしょう。
ミドルクラス住宅の解説まとめ
ローコスト住宅やハイグレード住宅など比較すると表現的としてはあまり使われないかもしれません。場面によっては、ローコスト住宅とハイグレード住宅の2つで表現される場合もあります。
その場合には、中間のミドルクラスは比較的曖昧(どちらとも言えない)な線引きであると理解しておきましょう。
イメージとしては、ローコスト住宅、ミドルクラス住宅、ハイグレード住宅の3つで表現され場合とローコスト住宅、ハイグレード住宅の2つで表現された場合には、小学校が低学年(1年、2年)、中学年(3年、4年)、高学年(5年、6年)の3つに分ける場合と低学年(1年、2年3年)高学年(4年、5年、6年)の2つに分ける場合のように状況を判断してすみ分けを図るといいと思われます。
ミドルクラスの住宅は、ローコスト住宅ち近いメーカーもあれば、ハイグレード住宅に近いメーカーもあるので、その差が大きくなります。
しっかりと自分のコンセプトをもって家づくりを進めていくことが必要です。