ハイグレード住宅とは? 定義と特徴について解説します。
ハイグレード住宅とは?
ハイグレード住宅とは、その名称とおり一般的な価格帯よりも高価な価格帯で提供されている住宅のことを指します。
明確な定義はありませんが、1軒の価格が3000万円以上するような価格帯の家や坪単価(3.3㎡)あたりの金額が100万円前後である場合が多いです。
ローコスト住宅やミドルクラス住宅よりも格段に手厚い営業や設計士などの対応が期待できます。
反面そういったコストがしっかりと建物価格に付加されているものであるといっていいでしょう。
ハイグレード住宅のタイプは主に2つ
ブランド・ネームバリューの建物
ハイグレード系住宅では、誰でも聞いたことのあるようなハウスメーカーで建てる(建てた)家を指すことが多くブランドや高いグレードの設備などを使った家が特徴です。
もちろん価格に見合った住宅性能や設備を備え、手厚い営業や施工が期待できます。
広告費などにはテレビCMを用いたり大量のコストを投じ派手な宣伝をっているため情報が得やすく目に付きやすいといった特徴もあります。
独自のデザインや高級設備を使ったオンリーワンの建物
こちらは、ハウスメーカーではなくデザイナー系の住宅会社などが手掛けたデザイン住宅を指します。
世界にひとつだけのこだわりデザインと海外製の設備などを導入することで実現します。
個性を求める方やじっくりと家づくりをしたい方に向いています。
ハイグレード住宅の特徴
誰でも憧れるようなハイクォリティの家づくりを実現できるのがハイグレード住宅の特徴です。
大きく自由度の高い間取り、キッチンやシステムバスなどの設備のグレードアップや、内装材にこだわることも可能になり選択肢も広がります。
憧れの設備や間取り、外観デザインなどをプランに取り入れることが可能になります。
コストもそれなりに必要になりますが、理想のとことんこだわった家を造りたいのであれば、コストをかけてでもデザイナーに依頼したり、高価格帯であるハイグレードメーカーに依頼するほうがトータルで堅実です。
ハイグレード住宅の話まとめ
色々な意味で全てを実現しやすい環境にあるのがハイグレード住宅です。
もちろんその分、コストもかかります。
それだけにハイグレード住宅のオーナーになるのは一つのステータスでもあります。
ハイグレード住宅の多くは、大手ハウスメーカーと呼ばれる会社が多く情報も手に入りやすいと思います。
反面、正しい情報と間違った情報があふれているのも事実です。しっかりとイメージを膨らませながら自分のコンセプトにあったハウスメーカーを探しながら家づくりをすすめていきましょう。