擁壁や門扉など外構に使える 化粧型枠 モールドスター
通常のコンクリートを打設する方法と同じ工法で石積みやタイル貼りのような造作された仕上がりになる型枠があります。
外構プランや費用の削減の一助になる可能性がありますので紹介したいと思います。
型枠・化粧型枠とは
型枠とはコンクリートを流し込む型のことです。
住宅の基礎工事で家の形に沿って鋼製や木製の型を置き、その中にコンクリートを流し込むシーンを見たことがありませんか。
コンクリートが固まる前は液状になっていますのでこの型の中にいれることで自由に形をつくることができます。
化粧型枠とはその特性を利用して様々な模様をほどこしてオシャレな外観を造ったりすることができる型枠のことです。
化粧型枠 モールドスター
モールドスターは、私が業界にいたときから広く使われており化粧型枠といえばモールドスターというくらい有名な型枠でした。
モールドスターとは
モールドスターは建築物・土木構造物のコンクリート表面に対し、直接意匠を施すことのできる化粧型枠です。現場打ちコンクリートに最適な特殊スチロール製の1回使用タイプや、コンクリート打設と同時に着色可能なカラー転写タイプ、複数回転用可能なウレタン製化粧型枠をラインアップ。私たち住理工商事は、日本初の化粧型枠として長年ご採用頂いている豊富な実績をもとに、国内トップメーカーとして様々な現場でのご利用方法をご提案致します。
公園や公共施設、民間の施設や個人住宅まで幅広く使われているので意識してみるとかなりのシェアを占めていることがわかります。
モールドスターの施工事例
モールドスターの施工事例を見てみましょう。
こちらは、住宅の擁壁と車庫を鉄筋コンクリートで作った例です。
一見石積みしたような外観に仕上がっています。
こちらは、住宅の袖壁です。
こちらは、アプローチや車庫、擁壁などを全てモールドスターで外観を仕上げています。
これを積みブロックで実現するにはかなりの料金と期間を要しますが、コンクリート工事のみで実現することが可能になります。
経費削減や工期短縮にも
モールドスター(化粧型枠)を使うメリットとして経費削減や工期の短縮があります。
擁壁などに間地ブロックと呼ばれる専用のブロックを使う場合やタイル貼りするような工事の場合にはこの化粧型枠を使うことで見た目がコンクリートの打設のみで作られたものとはわからないくらいのクォリティで仕上がります。
また、一般的なコンクリートの打設と同じ工法で設置できますので、工程的に一回で済むため工期も大幅に短縮されます。
化粧型枠 モールドスターの話まとめ
個人住宅に応用することもできる化粧型枠のモールドスターは、外構の土留め擁壁や花壇、門扉などに活用できます。
もし、外構プランに迷ったり、資金的に厳しいときなどはこのモールドスターを使ったプランを検討してみてはいかがでしょうか。
外構プランの検討には「モールドスター」や「化粧型枠」と覚えておくとバリュエーションが広がると思いますので参考にしてみてください。